Golf My Wonderland

ゴルフエッセイ~見たこと読んだこと気づいたこと~気ままに書いています。

「関東ゴルフ連盟」が法人設立パーティ

❖ それほど一般的ニュースではないが、ゴルファーの所属するゴルフ場が加盟している組織「関東ゴルフ連盟」(KGA)が、このほど任意団体から一般社団法人として再出発した。その記念パーティが5月26日半蔵門アークヒルズで開かれ、繋がりがあって参加した。250人ほど参加しただろうか。賑やかなパーティであった。

❖ 連盟代表の高橋正孝理事長は、82年の歴史を踏まえ、100周年を目ざしてゴルフの普及に努力したい旨の挨拶と共に、なかでもゴルフ人口の減少、地盤沈下のゴルフ界を少しでも回復させる努力をしたい、なかでもジュニアの育成とシニアの参加を促進させ、活力を復活させたいと述べていた。

❖ KGAは関東のゴルフクラブの500余が参加しているので、関東のゴルファンが所属しているクラブの大方が加盟している団体。その団体がこれまで任意団体でいたという方が不思議に思える。日本のなかでも最もゴルフの盛んな関東という地域で、しかも82年の歴史を誇る団体がどうして法人化しなかったのだろうか。そんな思いがする。

❖ 「全英オープン」など競技開催やゴルフ規則、ルールなど、USGAと連携して創っている「R&A」(1754年発足)は、長きにわたりゴルフの中心的役割を果たしてきているが、それと同じように、日本におけるゴルフ倶楽部活動の中心となってきた関東ゴルフ連盟は、その果たしてきた役割と信頼から、敢えて法人化せずとも活動できてきたのであろう。

❖ KGAの活動は、主催競技として年間17大会に及ぶ。関東女子ゴルフ選手権、アマチュア選手権、グランドシニア、男女シニア、ミッドアマなどなど、その数は非常に多い。特にジュニア育成・強化活動に注力し、「TEAM KGA ジュニア」の活動実績が注目されている。今後の活動を注目して行きたい。(了)