ゴルフの「平均の法則」あるいは「平等公平」なもの、という不思議
ゴルフの「平均の法則」あるいは「平等公平」、
という不思議?!
❖ ゴルフ・プレーとは何と不思議なものなんだろうかと、思ったことはないだろうか。一日のプレーの中で、午前中はいい調子だが、午後になると急に悪くなる、ことをよく経験する。前回は好スコア、今回はゴルフを辞めたいほどということもある。
❖ ドライバーがよければアイアンが悪いとか、パットがいいと寄せダメという人もある。ドライバーからパットまで一貫してまあまあのプレーなど珍しいぐらいだ。これがアベレージ・ゴルファーの実力というものか、それとも宿命か!
❖ かつての名手“ボビー・ジョーンズ”は「長い目でみれば、結局“運”というものは、公平なものだ。」といっている。かの“ウォルター・ヘイゲン”も、この運不運の対処の仕方を身に付けていたとう。ある試合でヘイゲンの打ったボールが深いラフに転がり込んだ時、ギャラリーに「運が悪かったね」といわれた。すると平然として「ボールがラフにあるんだから、そこから打つだけのことよ」と答えたという。
❖ 全日本アマチュア選手権を6度も取った日本の聖球“中部銀次郎”は「不運が10回あれば幸運も10回はある。1年間をトータルしてみると平均して訪れてくるものだ」といって、この「平均の法則」に気づいてから動揺しなくまった、といっている。
❖ 我々アベレージ・ゴルファーも、プレーのアンバランスを心して取り組み、心の平静を保つ訓練を日頃から行っておきなさい、ということだろう。それにしても「平均の法則」とか「平等公平」とはよくいったものである。
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